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アウトガス対策による成形不良 メッキ・蒸着不良対策
最近、アメリカの金融危機の影響で日本国内の生産数が激減しており、生産調整を余儀なくされている企業より、この時期に成形不良を改善したいとお問い合わせが昨年より多くなってきております。

アウトガスに付いてのご質問が多いですが、メッキ・塗装関連の不良改善依頼の時に必ずご質問されます。【膨れ・ハジキ・ブツ・剥がれ等の不良です。】

通常の外観不良の原因にも関連がありますので、ガスヤケ・シルバー・フラッシュ・ブリスター等の成形不良全般にも応用下さい。

熔融樹脂内に混練されたガスが冷却に伴い製品内に滞留し、表面付近に滞留しているガス等は半永久的に外気に放出される為、成形直後の製品にメッキ・塗装等の表面処理を行い表面がシールされる事で外気に放出されていたガス等の逃げ場が無くなる事で、膨れ・ブツ・剥がれ等の不良を発生させる事が予想されます。


ハジキは、製品表面の冷却が先に進行しスキン層(固化層)が形成された後、内部に滞留しているガスが表面付近まで押出されスキン層(固化層)が外気放出の抵抗不可になり表面付近で滞留凝縮、外気にふれる事で冷却され気体(ガス)から液体(オイル)に変化したと考えられます。

【不良改善方法】
熔融樹脂内のガスを出来るだけ少なくする事が基本となります。

【可塑化条件の見直し】
特にABSの場合、Bブタジエンの分解ガスが問題になる為、冷却時間に合わせて可塑化条件を変更下さい。

過剰なせん断発熱を抑えて、シリンダー内での分解ガス発生を抑制。

殆どの場合、ランナーゲート通過時大量のガスが金型内に充填されますので、ランナー充填時の速度を出来るだけ低速に設定。

ランナーゲートにエアーベント加工を実施下さい。

先ずは、生産現場に負担の掛からない簡単な改善方法をご提案させて頂きます。

成形側での対策方法として、ご検討下さい。




| haru | 外観不良・メッキ不良対策 | comments(0) | trackbacks(0) |
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