無料ブログ作成サービス JUGEM
←prev entry Top next entry→
成形不良 金型ガス抜き 確認技術
みなさん、こんにちは。
haruです。今回は成形不良金型対策編です。
プラスチック成形にて、成形不良対策に金型ガス抜き加工を施されているケースが最も一般的です。
当然、ガス対策に使用されますので金型のメンテナンス延長に効果が期待出来ます。
成形品のガスヤケ・転写性や金型の腐食防止等応用範囲の多い技術です。
ランドの形状も客先にて様々ですが、私が成形不良改善で現場訪問時有効にガス逃がしが行われているかの確認方法を掲載させて頂きます。
金型が汚れ成形不良が発生したら金型のメンテナンス・洗浄を行われると思います。
金型が綺麗になれば良品が成形出来る為です。
成形不良発生時の射出圧力波形を写真で撮っておいて下さい。
金型洗浄後同じように射出圧力波形を写真で撮って頂き見比べてみて下さい。
差が確認出来ると思います。
洗浄後の波形が何ショットで成形不良発生時の波形に戻るか確認下さい。
私の経験では、3ショット位で元に戻るケースが最も多いです。
3ショットで戻ればランドが3ショットで詰った事を意味します。
そこから先は、どんどんモールドデポジットが金型内に溜まってきますので成形不良発生は時間の問題です。
この様なケースの場合は、ランドを含めエアー逃がし溝の強化をお勧めしております。
成形不良の少ない成形品は、金型の汚れも少ないと思いますので1度後確認下さい。
良品成形を持続させる為には定期的な金型メンテナンスをお勧めしております。
金型修正時にエアーベントの強化を追加してみて下さい。
ガス抜き効率を上げる事で頻繁な成形条件等の変更も低減出来ると思われます。
成形不良率の低減にお試し下さい。

| haru | 金型ガス抜き対策 | comments(2) | trackbacks(0) |
Comment
2008/12/15 7:11 PM posted by: haru
みなさん、こんにちは。haruです。

ブログを見られて、ガス抜き確認をされた方に成形不良改善講習会で質問されましたので、回答させて頂きます。

多くの方がガス抜き加工【エアーベント】の強化をされて不良改善出来たと喜んで頂きました。

成形不良全般に効果が期待出来ますのでお試しください。

特にランナーゲート部にガス抜き加工【エアーベント】を施された方が効果を出しております。

ガス抜き【エアーベント】を更に効果的に活用する考え方ですが、熔融樹脂が充填に伴い金型内残留ガスを圧縮致します。

その時の圧縮速度とガス抜き部【エアーベント】からの排気速度がポイントです。

ガスヤケ・シルバー・テカリ等の外観不良の改善に効果が確認できる筈です。

圧縮速度より排気速度が早ければ効率よくガスは抜けていきます。

これに伴い成形条件を考えてみて下さい。
高速充填させればガス抜き効率が悪いです。
それなりのガス抜き加工を施す必要があります。

効率よくガス抜き加工【エアーベント】を強化して、それにあわせた成形条件をお試し下さい。

生産調整の掛かっている今が成形不良改善するチャンスです。

量産に追われ時間が無かった時に出来なかった事を今、ご検討下さい。

2009/05/27 12:04 PM posted by: プラ工技研
はじめまして。プラスチック工業技術研究会(プラ工技研)でセミナーを開催しています。各種セミナーでは常に成形不良対策がテーマといえます。モールドデポジット、ガス抜きをメインテーマとした内容もあります。haruさんのようにWEBでこれほど的確にお答えしているのは貴重です。ぜひ当会でも講義をお願いできないでしょうか。打ち合わせしたく存じます。
name:
email:
url:
comments:
Trackback
http://tecteq.jp/trackback/61