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成形技術 熔融粘度
成形技術 熔融粘度

みなさん、こんにちは。
haruです。
成形技術 熔融粘度が起因する成形不良現象を考えてみます。
まずは、粘度に対しての考え方ですが【グルテン】【水】【プラスチックメルト】で説明致します。
【グルテン】は、混ぜれば混ぜるほど高粘度化してきます。
うどん等のグルテンは、混ぜれば混ぜるほどこしが出てきますよね。
【水】は、いくら混ぜても粘度に変化は見られません。
【プラスチックメルト】は、混ぜれば混ぜるほど低粘度化してきます。
成形機可塑化能力で、スクリュー回転数・背圧・シリンダー温度設定が熔融粘度を設定する方法になります。
乾燥機での乾燥時間も熱履歴になりますので、ご注意下さい。
スクリューの回転数を上げれば当然、混ぜる事になりますので低粘度化してきます。
計量中にどの位スクリューが回転するかが熔融粘度に関係してきます。
あまり低粘度化してしまうと熔融粘度・物性低下が懸念され成形不良現象として、バリ・製品の割れ・特にウエルドの割れ等が確認出来ると思います。
糸引き・ハナタレの現象も確認出来ると思います。
それらが不良発生の原因・要因になっているケースも多くあります。
熔融粘度が変われば流動抵抗の変化にも関連してきます。
射出圧力のバラツキ・クッション量のバラツキ等も熔融粘度のバラツキと深く関係していると予想されます。
突発、ショート・バリ等の不良発生原因・要因は熔融粘度の変化が最も懸念される1つですので、成形機波形モニター等で不良発生時の射出圧力・ピーク圧で現象は確認出来ると思います。
油圧成形機ですと充填時間を確認下さい。
充填時間が良品成形時より短くなっていれば、熔融樹脂低粘度化している可能性が高く成形不良バリが発生している可能性が高いです。
逆に充填時間が良品成形時より長くなっていれば、熔融樹脂高粘度化している可能性が高く成形不良ショートが発生している可能性が高いです。
プラスチック成形の不良改善は非常に難しく様々な原因・要因が存在する為、対策する上で1つ1つ問題点を観察・解析する必要があります。
まずは熔融を考えてみて下さい。
同じ成形条件にて量産中成形品にバラツキ現象が確認出来る場合、シリンダー内の熔融樹脂が不安定になっている可能性が大きいです。
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