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熱伝導性樹脂成形技術の確立 新素材への取り組み
 

『熱伝導性樹脂成形技術の確立』

 

近年、様々な製品で高機能化・高速化が求められ、小型化・軽量化が進められてきております。

 

高機能化・高速化の為の電子部品等の性能向上と電子部品等の小型化・軽量化は相反する為、性能向上における電子部品からの発熱対策が重要視されております。

 

従来の熱対策では、ヒートシンク等の冷却構造が必要となり、小型化・軽量化の足かせとなっております。

 

高機能化・高速化に伴う電子部品からの発熱と小型化・軽量化に伴う冷却構造の効率化を同時に実現するべく、熱伝導性樹脂に注目が集まっております。

 

一時、金属の樹脂化が話題となっておりましたが、金属に比べプラスチック原料は熱伝導率の悪さから、計量化は望めるが熱対策が必要となりクラック(割れ)やボイド・ヒケ・外観不良・寸法のバラツキ等のプラスチック樹脂成形独特の成形不良が発生し、不良率の高さから様々なトラブルが発生致しました。

 

原料メーカー各社から熱伝導グレートのプラスチック樹脂を販売されておりますが、熱伝導率・熱放熱率を向上させる為に添加しているものが、様々な成形不良を発生させるという懸念を考慮する必要があります。

 

熱伝導性樹脂により、製品性能は向上しても歩留りを含む量産性が確保出来なければ、量産現場では大変な事態が予測出来ます。

 

熱伝導性樹脂の良品量産を安定化する技術の確立が重要であり、原料管理技術・可塑化条件・射出条件・生産設備選定・金型技術のトータル技術の確立を目指す研究グループを発足させました。

 

成形不良の発生メカニズムを解明し、改善・対策してきた独自の理論により、原料管理・成形技術・金型技術・生産設備を使用して、様々な新素材に立ち向かって参ります。

 

熱伝導性樹脂成形に関して、今後報告させて頂きます。

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