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『気温と湿度と成形不良』 気候変化と原料管理
 

『気温と湿度と成形不良』

 

地域的気候変化に伴い気温と湿度が常に推移する事で、露点温度と気温の差が近くなると結露しやすい雰囲気になります。

 

工場環境が管理されている工場では常に室温と湿度が安定している為、年間を通じて安定した成形が可能になります。

 

ただし、クリーンルームに見られるように成形機はクリーンルームの中にあるが、乾燥機は室外にあり空調設備が無い環境であることが多く見受けられます。

 

原料管理場所の環境管理が不十分であると地域的気候変化により、気温と湿度が推移する事で原料袋が紙体であれば、原料袋自体が結露する可能性があります。

 

ある一部の成形工場を除き、殆どの成形工場は四季の変化や気候変化の影響を受ける環境で、成形している事が多く気候変化に伴う成形不良が発生していると推測されます。

 

原料袋を開封後速やかに乾燥機等の大気環境と隔離された空間に原料を保管する事が樹脂水分量の推移を安定させる事になります。

 

非吸湿の樹脂は、紙体梱包が大半で乾燥せずに成形する事が多いが保管環境や気候変化で紙体自体が結露すれば中の樹脂に影響を及ぼす事が、予想されます。

 

梅雨時期に吸水系の成形不良が増える場合、気候変化に伴う原料管理を見直す事を検討下さい。

 

高温多湿の環境下での原料管理は、海外の工場を含め成形不良を改善・対策するのに重要な役割になります。

 

 

地域的環境の違い、気候変化に伴う原料管理は気温と露点温度に注意を払い、露点温度以下の環境に原料を保管しない事が基本となります。

 

一度、時間毎の工場内の気温と湿度を計測して、露点温度との差を確認下さい。

 

その時間帯での成形不良率との関連性を確認して頂ければ、今お困りのトラブルが気候変化に伴う成形不良であるかが確認できます。

 

 

 

| haru | シルバー不良・ボイド不良対策 | comments(6) | trackbacks(0) |
Comment
2010/08/18 11:13 AM posted by: haru
皆さん、こんにちは。

地域的気候変化に伴う、成形不良を調査しており様々なデーターを分析しているとある程度のパターンが存在しております。


現在、都道府県別に冬と夏の気象パターンをデーター化しておりますが、やはり東北と関東でも違いが確認できます。


当然、朝・昼・晩でも違いがあり、晴れ・曇り・雨・雪でも違いがあります。

現在、知り合いの成形工場に協力して頂き、不良発生パターンと気候変化の関連性を時系列で確認しております。


果しない作業になりますが、継続する事で不良発生プロセスが解明出来ると思います。


一度、皆さんも成形不良が発生した時の日時・気温・湿度・地域を記録してみて下さい。


2010/08/25 11:01 AM posted by: haru
皆さん、こんにちは。

お盆休みをゆっくり過されたでしょうか。


不良改善依頼は、成形工場がお休みの時に立ち合いする事が多く9月中頃まで、休み無しです。


本題ですが、盆休み前と後では大きく気候が変わるタイミングです。


休み前後のシルバー・ボイド系の不良率を比較してみて下さい。


台風シーズンに入るまで安定成形が出来ている場合、気候変化に関連性のあるシルバー・ボイドと言う事になります。


人間にとって過酷な環境は、原料・樹脂にとっても過酷な環境です。


年間を通して同じ製品を成形している方は、夏場と冬場の不良率を比較下さい。

2010/09/09 1:17 PM posted by: haru
皆さん、こんにちは。


昨日、台風が通過致しました。

大きく気候が変化しましたので、台風の影響があった地域では、不良率に変化が確認出来たと思います。


気候変化と成形不良が関連しているか確認する上では、絶好の機会ですので確認してみて下さい。


2010/09/30 6:30 PM posted by: haru
皆さん、こんにちは。

非常に暑い夏がやっと終わり、急激に肌寒くなってきております。

季節によって衣類が変わる様に成形条件も少しずつ変わってきていると思います。


季節の変わり目は、大きな変化点になりますので、先々週と今週での不良率や成形条件での差異を確認してみて下さい。


非常にタイトなスケジュールで活動しており、新たな書き込みも出来ておりませんが今しばらくお待ち下さい。



2011/05/17 7:42 AM posted by: haru
皆さん、こんにちは。

電力量削減により、成形工場でも省エネ活動を実施する事になります。

エアコンの消費電力量が大きい為、使用を控えたり設定温度を下げるなどの対策を実施される工場が、多いと思います。

エアコン使用により、工場内の温度・湿度をコントロールしていた事を考えると今年は吸湿によるシルバー・フラッシュに気を付ける必要が出てきます。

湿度変化に気を付けて、今から準備を検討下さい。
原料保管場所や開封後の管理体制の見直しなどが考えられます。

まずは現状の把握を行う為に時系列での湿度変化を記録下さい。

2011/06/15 11:06 AM posted by: haru
皆さん、こんにちは。

梅雨の季節になり、シルバー・フラッシュ・ボイドの相談が増えて参りました。

成形不良が発生する原因を特定する必要がありますので、先ずはゲート切れを確認下さい。

糸引きやハナタレを起こしていないか?

ランド切れが悪い場合、ノズルランド部の樹脂がコールドスラッグになり、充填時に空気を巻き込みシルバー・フラッシュ・ボイドと言われる成形不良を発生させます。


良品と不良品のランナー部を比較すれば、違いが目視出来ます。


夏場の節電依頼で、時間がなく移動中に書き込みしておりますので、かなり省略しておりますが、樹脂の流動性が変わりゲート切れが変わったとご理解下さい。

ゲート部にシルバー・フラッシュ・ボイドが出ておりませんか…


ご確認下さい。

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